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こどもの本当にやりたいこと 今度の週末、こどもとどのように遊びますか?

2023年2月24日

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こどもと遊ぶとき何を大切にしていますか。

一緒にいる時間でしょうか。
いつもと違う場所に連れて行って遊ばせてあげることでしょうか。

今日は「こどもの本当にやりたいこと」というテーマでご紹介します。

 

「ちょっと遠いけど」は大人の見え方?

ちょっと遠いけど、動物園とか大きな公園とかで遊ばせてあげようなんて、多くの親が思いつくと思います。
私もときどき思います。

でも「ちょっと遠いけど」は大人にとっては「ちょっと」ですが、こどもにとっては「だいぶ遠い」ときもあります。

私の子育て経験からは
電車も車も「15分」までは目新しく楽しそうですが、
「30分」を超えるあたりから、ぐずりはじめます。
1時間だとだいぶ長く感じるようで、激しく泣いたりして、計画をしたことを後悔したこともあります。

こどもと遊ぶとき、「ちょっと遠いけど」は注意すべきキーワードです。

長靴と三輪車の休日

こないだもこんなことがありました。

「たまの休日なにしようか。
こどもは最近電車が好きだから、ちょっと遠いけど駅までいって電車を見に行こう。きっと喜ぶぞ~」と私は考えました。

でも外に出ようとすると、玄関でこどもが何やらやっています。

まず見ると、ぶかぶかの長靴をはいています。
これではたくさん歩くことはできません。

玄関を出よとすると、今度は三輪車を運び始めました。

どうやら三輪車に乗りたいようです。
三輪車に乗ってだと、なおさら遠くへはいけません。

「駅までいって電車みにいこう」と誘い、
長靴も三輪車も家に置いていこうとすると、「イヤダ、イヤダ」が始まります。

仕方ないのでそのまま外に出てみると、
長靴を履いたまま三輪車に乗り始めました。

結局その日は、近くを歩くのを半分、駅に電車を見るのを半分にして遊びました。

目をこすりながらでしたが、電車を見るのも楽しかったようです。

楽しい外遊びのあとはよく昼寝をしました。

こどのものやりたいことは、「だめだめ」だらけ

どうやら、長靴はいて三輪車で近くを散策することがこの子のやりたいことのようです。

大人は電車を見に行くほうが、動物園につれてくほうが、よいと思ってしまいます。

よく考えをめぐらせてみると、
こどもにとっての世界は、禁止だらけです。

外を好きなように歩きたくても 
「車がいるから危ないので手をつなぎなさい」

家でいすやベッドの上に乗っかって遊びたくても 
「落ちると危ないからやめなさい」

朝は家でのんびり遊んでいたくても
「出かけるから早く準備しなさい、遊ぶのやめなさい」、

ごはんを歩きながら食べたり、遊びながら食べても、
「座って早く食べなさい」
「おもちゃはしまいなさい」

子育ての世界に「イヤイヤ期」というものがあります。
なんでも「イヤイヤ」というのがこどもの成長には起こるとされています。
でもこどもの目線にたてば、親が「ダメダメ期」をしているから、その反動で「イヤイヤ期」をしているとも読み取れます。

言い方はもっと優しい言い方もありますが、
こどもがやりたいのに、安全のため、大人の予定のためなどで、だめなことがたくさんあります。
大人が思う以上に、だめだめといろいろ言われてやりたいことできないことも多いのではないでしょうか。

おすすめの過ごし方は「こども」に聴こう

だからときには、こどもがやりたいことをそのままやらせてあげる時間をつくってみていいと思います。

こどもの求めているものは、
テレビに映ってるような刺激的なものより、
近所の公園にある砂や花だったりします。

これらのことを考えると、こどもと遊べる時間は、こどものやりたいを選択してあげることも、こどもが自分に自信をもっていくのに、きっと大事な時間になります。

今度の週末、こどもとどのように遊びますか?