本格インドカレーのレシピ通りなのに「スパイスからつくったカレーが粉っぽい」ときの原因と対策 口当たりがなめらかで香り高いカレーを美味しく食べましょう!
カレーが粉っぽい
「カレー粉で本格カレーつくったのに、粉っぽい」
「カレー粉でレシピ見ながら作ったカレーなのに、美味しくない」
カレーが粉っぽい、せっかくスパイスから作ったカレーが粉っぽくてまずいと残念ですよね。今回はそんな粉っぽいカレーを何とかする対処法を考えて試してみました。
水分がたっぷりだけどスパイスの香るジューシーなカレー、とろみがしっかりついていて食べやすいカレーに大変身させましょう!
カレーが粉っぽい原因
カレーが粉っぽい原因を調べてみました。
水や油にカレー粉がしっかり溶けていないことが原因のようです。
カレーが粉っぽい原因 |
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カレー粉に十分に水分が入っていない |
カレー粉が油に溶けていない |
カレー粉の炒め不足 |
カレー粉の入れすぎ |
粉っぽくならない、おいしいカレーの作り方
粉っぽくない、美味しいカレーはどのようにつくればよいのでしょうか。
対策を調べてみました。レシピ試してみました。その結果をまとめてみました。
美味しいカレーづくりのポイント |
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香辛料は炒めすぎない(スパイスの香りが飛ぶ) |
1人前のパウダースパイスは小さじ1杯(多くても3杯) |
チャツネ マンゴー リンゴ バナナ ピューレ トマト缶 などをしっかり入れる |
たまねぎをしっかり炒める |
牛乳、ヨーグルトを入れる |
小麦粉を入れる |
油をたっぷり入れる |
実際にカレーを作ってみました
とにかく大事なことは、カレー粉が良く混ざることをいろいろ行うことのようです。
またカレー粉を入れすぎないことも大事なようです。
チャツネ りんごやバナナ 玉ねぎ炒め トマト缶 などねっとりしたものにカレー粉を入れる
たとえば、マンゴやりんごやバナナなどフルーツを炒めて入れる。(チャツネという製品で、市販のものもあるようです。)ピューレも同じものかもしれません。
私はトマト缶詰を2ケース入れてます。よく水分を飛ばして炒めてねっとりしたところにカレー粉を入れています。
玉ねぎをじっくり炒めるとカレー粉の溶けはよかったです。
小麦粉でとろみをつける 煮込む時間がポイント
小麦粉をしっかり入れて、10分以上煮込むのも効果的なようです。
また似た方法にじゃがいもをカレーに入れるのも、とろみ付けによさそうです。
10分以上というのは、煮込むことで小麦粉やじゃがいもに含まれる「でんぷん(澱粉)」がとろみにかわるからです。
実際にじゃがいも10分以上煮込んでみると、とろとろにカレーが仕上がります。美味しいです~♪
たくさんの油にカレースパイスを溶かす
油をたっぷり入れるというのもよく見ます。本格インドカレーとか牛丼の松屋のカレーなども油たくさんですよね。市販のカレールーでも原材料の多いほうに、牛脂や豚油(ラード)が書いてありますよね。
自宅でつくるときは、ココナッツオイルやオリーブオイルもカレーに合うのでおすすめです。
そんなふうにつくってみると、粉っぽさがとれて、しっかりスパイスの味のする美味しいカレーができます。
もちろんお店の味にはまだおよびませんが、家族で食べるなら美味しいです。また作りたくなる味にはなります。
もっと試してみて新しい発見があったら追加します。
(追記)大さじ6杯分のカレー粉を、上記の「美味しいカレーづくりのポイント」表のとおり作ってみました。(ただし、小麦粉、牛乳ヨーグルトを除く。)粉っぽさゼロで作ることができて、マイルドな味になりました。次はカレーに入れるだしも研究してみようと思います。